雨の日にどうしても気になるのが泥はねです。
これが完全とは言わないまでも最小限に抑えることができるのです。
それは、歩き方1つを変えるだけ。
爪先立ちで内股で歩くのです。
それだけで泥はねは大きく異なります。
【泥はねの仕組み】
泥がはねるのは、かかとを上げる時、水が靴と地面に引っ張られ、その反動により泥や水がはねます。
水の表面張力と粘性という性質と、作用反作用の影響です。
歩く際の反動の大きさが(足を大きくあげたり大股で歩くと)、泥はねのひどさに繋がります。
そこで、かかとを上げ、爪先立ちで歩くと、その反動がないため、泥はねが少なくなります。
そこに内股で歩くと、泥がはねる方向も外側になるため、結果として爪先立ちで内股で歩くのが一番泥はねの少ない歩き方になります。
ただし、靴底なども泥はねの要因ですので、その辺はご自身で選択してください。
日常にちょっとした工夫をすると劇的に効果が上がったり、便利になったりします。
こうした発想が発明を生み、そして、それが特許と言った知的財産へと繋がり、商品化されることもあるのです。
科学も学ぶだけではなく、日常を便利にする知識として活用して、初めて先人たちが築き上げてきた科学の恩恵を受けられ、科学という学問の意義が発揮されるのです。
常日ごろ、「ふ」(不、負)を無くすという「気付きの発想」を持っていると、凄い発明家や科学者になれるの近道と言えましょう!
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