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科学実験「簡単なカイロ作り」(動画付き)

危険を伴いますので、行うのでしたら大人の方の立会いのもと行ってください。


災害時、避難時などで急場しのぎ程度で暖を取るためのカイロとして利用ください。

危険性を伴いますので日常では決して行わないでください。


【簡単カイロの作り方】

以下の動画のとおり、乾電池をアルミホイルで包んで持っていると温かいカイロになります。




【カイロになる理由】

乾電池をアルミホイルで包むと電気がアルミホイルに流れます。

が、その電気は四方八方に流れるため、アルミホイル内で電気の流れが不均一になってしまい、重なったりするためその部分で過電流が起き熱を発します。

適当なアルミホイルの量で包むと適温が得られます。

多過ぎると一番外側まで温かさは伝わりにくく、少な過ぎると電極部分を中心に熱く感じます。

そして、何より「強く握り長時間持っていると大やけどする」等の危険なものになってしまいます。

せっかく、先人たちが考えたこの「即席カイロ」で怪我や事故等が起きたりすると、社会問題化され、二度とできない環境になってしまいます。


したがいまして、寒い冬に停電の時など、どうしても暖を取りたい場合は即席のカイロとして使うと良いでしょう。

追記として、使う必要がない場合は乾電池もアルミホイルも無駄遣いになりますので、あくまでも1つの知恵として技術として知っておくと良いでしょう。



 

日常にちょっとした工夫をすると劇的に効果が上がったり、便利になったりします。

こうした発想が発明を生み、そして、それが特許と言った知的財産へと繋がり、商品化されることもあるのです。


科学も学ぶだけではなく、日常を便利にする知識として活用して、初めて先人たちが築き上げてきた科学の恩恵を受けられ、科学という学問の意義が発揮されるのです。



常日ごろ、「ふ」(不、負)を無くすという「気付きの発想」を持っていると、凄い発明家や科学者になれるの近道と言えましょう!







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