今回は【1分間のサイエンスショー「目の錯覚 白黒がカラーに!」】で、静止画像1枚をちょこっとイジって動画として作り上げました。
皆さんでも簡単に作れる錯覚の動画です。
※途中で気持ち悪くなりましたら見続けることは止めてください!

YouTubeですので、こちらから↓ http://youtu.be/iaRmGGpVQgo
【解説】
明るいライト等を見て「眩しい!」と感じ目を瞑(つむ)ると、その形が瞼(まぶた)の中で浮かんできます。
そんな経験を1度はあると思います。
その瞼の中で浮かんでいる形は何色をしていたでしょうか?
恐らく、その反対の色だったはずなんです。
反対の色?
無彩色は白の反対が黒、黒の反対が白です。
そして、有彩色は1つの環で表わせ、それを「色相環」(しきそうかん)と呼んでいます。
今回の動画で見ると、紫の反対が淡い緑、黄色の反対が青です。
こうした反対の色を補色と呼び、実物の色と反対の色が見えた現象を「残像補色」と言います。
こうした補色の関係を利用しているものとして、手術着が緑や青のワケ、牛乳パックにおいて白地に青色で印字されているものが多いワケ、お年寄りが紫色に毛を染めるワケ、等が挙げられます。
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