卵焼きや茶わん蒸しなどを作る時に、なかなか白身がほぐれません。
が、たった一手間で簡単に白身がほぐれムラなく溶くことができるのです。
【生卵の白身をほぐす方法】
箸の先を水で少し濡らし、そこにほんの少々塩をつけるだけなのです。
この箸で生卵を溶くと、驚くほど簡単に白身をほぐすことができるのです。
そうして白身と黄身がムラのなく溶けるのです。
塩、塩化ナトリウムがイオンの力により、白身の強度(粘性)を小さくするためです。
【左:何もなし 右:塩あり】
20秒程度だけ溶いた結果でも、この画像で比べると色も右側の方が明るくて、ムラなく混ざっていることが分かります。
日常にちょっとした工夫をすると劇的に効果が上がったり、便利になったりします。
こうした発想が発明を生み、そして、それが特許と言った知的財産へと繋がり、商品化されることもあるのです。
科学も学ぶだけではなく、日常を便利にする知識として活用して、初めて先人たちが築き上げてきた科学の恩恵を受けられ、科学という学問の意義が発揮されるのです。
常日ごろ、「ふ」(不、負)を無くすという「気付きの発想」を持っていると、凄い発明家や科学者になれるの近道と言えましょう!
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