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SDGs(エコ)な工作「ソーラーランタン」

このソーラーランタンは、昼間はソーラーパネルで発電し、その電気をニッケル水素電池で充電します。夜は(暗くなると)センサーで自動にランタンが点灯します。

昨今、戸建ての屋根へのソーラーパネル設置が脱炭素社会に向けて積極的に普及活動されています。

その活動

  • 太陽光発電普及のファミリーイベント(家族向けイベント)

  • ソーラー発電普及のファミリーイベント(家族向けイベント)

  • SDGsのファミリーイベント(家族向けイベント)

等に最適!

「太陽光で発電し、電気を充電し、そして夜間や必要な時に電気を使う」ことを工作を通して理解できる好評なワークショップです。

しかも、カッターを使わない当社オリジナルの工作や装飾の仕方は、安全で、小さなお子様連れのお客さんにも楽しく集中でき、何より綺麗な仕上がりになります!

※この工作の方法を営利目的などで行うことはおやめください。






エレキットが販売している「牛乳パックソーラーランタン」。

牛乳パックのリサイクル工作としても、二酸化炭素を出さない再生可能エネルギーの工作として適していますが、正直、小さなお子さんや工作苦手な人では難しいと思います。

そこで、善ちゃん(北沢善一)が独自のなるべく簡単な工作の方法を紹介しています。


 

【作り方】

1.牛乳パックを展開し、下部は切り落とす。

2.下部から6cmほど切り込みを入れる。

3.フレームになる部分や貼り合わせる部分すべてに両面テープ(10㎜幅)を貼る。

4.窓となる部分に両面テープに沿って切り込みを入れておく。


<拡大画像>


5.底部分に両面テープでLED基盤と電池ボックスを中央となるように貼り付ける。

↑ この不便な点を改善しました!(下部参照)


6.ハサミで両面テープに沿って窓を切り抜く。


7.トレーシングペーパーを貼り付ける。


8.牛乳パック上部の一面の真ん中あたりに目打ちで穴をあける。太陽電池がはみ出さないように位置を確認して行う。


9.両面テープで太陽電池を貼り付ける。完成した後に太陽電池の上の保護フィルムを外しましょう。



10.太陽電池のリード線をLED基盤へ差し込む。そして、ニッケル水素電池を乾電池ボックスへ取り付ける。

※この時、ニッケル水素電池が充電されているとLEDが点灯すると眩しいので、点灯したら太陽電池部分を明るい方(太陽光のある窓側)へ向けると消灯して作業がし易いです。



11.クラフトペーパーに好きな絵のクラフトパンチで折り紙を切り出して内側から貼り付けたりと装飾する。

当社はクラフトパンチは約60種類ほど所有しています。

一面一面、今回は4つのテーマで折り紙(黒)をクラフトパンチを使って切り出して貼り付けています。

クラフトパンチを使うことで「お子さんたちが喜びます」し「綺麗な装飾」に仕上がります。



12.牛乳パックの上部はセロハンテープでしっかりとめる。さらに両面テープで側部を貼り合わせる(剥がれやすい場合はセロハンテープ等を貼り補強する)。


完成!


 

【完成画像】

<点灯していない完成の4面のデザイン>

「山と星」


「跳びはねるイルカと星」


「魔法使いと月」


「象と太陽」



 

<点灯している完成の4面のデザイン>


「山と星」


「跳びはねるイルカと星」


「魔法使いと月」


「象と太陽」



 

【完成動画】



 

【この工作の欠点と反省点】

  • <欠点>ソーラーランタンと名付けられていますが、LEDが7色に激しく移り変わり眩しいため、実際の暗い場所で灯りとして使用ができません。

  • <欠点>ニッケル水素電池の取り外しに手間がかかることや電池ケースにスイッチがなくOFFが面倒くさいです。

  • <欠点>カッター等を使用する、ちょっと高度な工作です。

  • <反省点>太陽電池のリード線がトレーシングペーパーから照らされる灯りに影となって映ってしまいます。

  • <反省点>この作り方ではニッケル水素電池の取り外しが凄い面倒です。上部のセロハンテープを剥がして内側底のニッケル水素電池を力づくでも取り外さなければなりません。


↑ 反省点の1つのニッケル水素電池の取り外しを改善し非常に楽になりました。

<改善点>

1.牛乳パックの4枚の底部の2枚(側面の下部の底部2枚が望ましい)を切り落とします。


2.太陽電池の貼り付けいない側の底部を1~1.5cmほど切り落とします。


3.切り落とした側にLED基盤を光源が完成したときに中心となるように、また電池ボックスからの配線や太陽電池の配線が差し込みやすい向きとなるように気を付けて貼り付けます。


4.切り落としていない側の端っこに沿って電池ボックスを貼り付けます。

そして、底部を外側から扉のように閉じてセロハンテープ等で閉じます(LED基盤や電池ボックスがぶつからずにスムーズに閉じられるはずです)。

こうすることで、ニッケル水素電池を取り外したい場合はセロハンテープを剥がしてドアのように開けばニッケル水素電池が外し易い場所にありますので、簡単に取り外せるようになりました。


なお、取り外しが多いと底部を扉のように閉じてから貼り付けるセロハンテープ等の粘着が弱くなってきますので、随時、交換してください。



 

【終わりに】

安定した生活を地球規模で考えるだけでは既に遅い時代です。

今できることを行動に移していなければならないのです。

太陽電池もメガソーラー発電と言った大きな発電として使用されていますが、一長一短があり、どんどん作ったとしても「発電量>使用量」では余剰が出てしまい無駄になってしまいます。

再生可能エネルギー全てに一長一短があり、それぞれの長所を生かしつつ、「発電量=使用量」となるような発電体制が整い、そして無駄なく無理なくムラなく地球温暖化防止へ進まなければなりません。

そして、私たち一人一人も、太陽電池は家庭でも取り扱いのできる発電方法ですので、各家庭で早々に検討してみることが必要だと思われます。


今回の工作を通して太陽電池や充電池について理解や関心が少しでも深まれば嬉しい限りです。


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