クラゲを観ましょう!
なぜならば、大きな癒し効果が得られるのです。
今を生きる私たちの生活環境は興奮神経が強く働いてしまう要素が多く交感神経が多く働いてしまいます。
すると自律神経の調整が上手くいかず交感神経が優位になってストレスを感じやすくなってしまいます。
更には、鬱と言ったメンタル的な病になってしまいます。
ところで、水族館の少し暗い部屋で展示されているクラゲの泳ぐ姿を見いていると、いつまででも眺められます。
何故か?
それは、クラゲの姿や動きが非日常性を感じること、また不規則な動きが予測不可能であり、また「ゆらぎ」として感じ心地良く思えるからです。
つまり、クラゲを見ると言っても、クラゲではなく、「クラゲの泳ぐ姿」が重要なのです。
繰り返しになりますが、スローテンポで不規則な動き、脱力系の泳ぎ方や傘の拍動、生き物のなかでも透き通った姿は神秘的であり、且つ非日常性を感じてしまいます。
これがとても重要で、これを眺めると副交感神経が優位に働きリラックスできるのです。
実際にクラゲの泳ぎを観賞すると
唾液中の物質・クロモグラニンA(ストレスを感じると数値が上昇する唾液に含まれる物質) → 観賞後は数値が低下する
光トポグラフィー試験(脳の血流量からストレスの状況を判別する試験) → 観賞後は数値が小さくなる
ちなみに、イギリスでも2015年に「水族館の水槽で魚の泳ぎを観賞していると、血圧と心拍数が低下する」と研究発表がなされています。
そういう結果が発表されてから、水族館(主に2000年代半ば以降)では癒し効果としての役割を果たせるような展示手法が用いられ、クラゲの展示に力を注ぐようになっています。
上の動画を見ながら(リピート再生しながら)、血圧や心拍数を計ってみましょう。
良い数値が得られると思われます。
クラゲは毒を持っていたり、刺したりと危害をもたらす生き物ですが、「見る」ことは凄く良いことです。
是非、機会を作って水族館へ行きましょう!
ですが、別に本物を見る必要はありませんから、無理に水族館へ行く必要もなく、動画で十分です。
クラゲや魚の泳ぐ姿が流れる映像をまったりと眺めて副交感神経を作用させ自律神経をお整えたいですね。
生物をヒトは観察し研究し、多くのことを発見発明してきました。
自律神経が乱れたとしても、精神科や心療内科へ行かずとも、クラゲを観賞するだけで、自律神経が正常に作用する、完治できる一翼を担えるのは事実のようです。
ヒトにより病の差も千差万別ですが、こうした観賞等々で、少しでも健康でいられるならばと思い記事にしました。
個人的見解ですが、ヒトのもっともっと生物を観察し調べる、一層の探求心により私たちの生活が豊かになるでしょう。
飽くなき探求心が発明や発見を生み、それらが科学技術等となり、人々の生活が豊かにしてくれます。
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