「菖蒲」の読み方にアヤメとショウブがあるように見分けが非常に難しい花です。
「いずれアヤメかカキツバタ」と言われるようにこちらも同様に見分けが困難です。
そこで、今回は、この3つの花の違いの見分け方をざっくりとお伝えしている記事です。
この5月に咲く美しい花たちでありながら、非常に似ている花たちをスッキリと見分けられれば、一層楽しく観賞できることでしょう!
※ここで言うショウブは「菖蒲湯」として親しまれているものではなく、ハナショウブ(ノハナショウブの園芸種)について述べています。
※「菖蒲湯」として親しまれているショウブはサトイモ科で、今回の3つの花とは全く別の仲間です。
【見分け方 その1 生息地】
・アヤメ → 排水の良い草原(乾地)
・ハナショウブ → 湿原や水分の多い草原(半乾湿地)
・カキツバタ → 湿原(湿地)
【見分け方 その2 花】
・アヤメ → 花被片に格子状の模様がある
・ハナショウブ → 花被(かひ)の逆三角形のほとんどが黄色を帯びている
・カキツバタ → 花被(かひ)の逆三角形のほとんどが白色を帯びている
【見分け方 その3 葉】
・アヤメ → ハナショウブに比べ葉が細い
・ハナショウブ → 葉の中央に1本の肋(ろく)がある
・カキツバタ → 葉に肋(ろく)がない
【アヤメ】
【ハナショウブ(ノハナショウブ)】
【カキツバタ】
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