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お家でできる楽しく褒められる?実験「コーラと牛乳」・・・おいしいカクテルの作り方まで

  • 執筆者の写真: 善ちゃん
    善ちゃん
  • 2020年3月17日
  • 読了時間: 2分

更新日:1月21日

楽しく実験して、そして未成年の皆さんはノンアルコールカクテルを、大人の方でお酒好きな人は手軽に作れるアルコールのカクテルも作れてしまう化学分野の実験です。

成功して、カクテルを味わって、「こんなこと良く知っているね!」等と褒めてもらいましょう!


 

【実験「コーラに牛乳を混ぜてみよう!」】

ペットボトルのコーラを少し飲み、そこに牛乳を入れてから、蓋をします(イラスト1)。

比率はコーラ:牛乳が8:2くらいで良いでしょう。



なんと、そのまま5~6時間放置すると、コーラが透明になってしまうのです。




 

何故でしょう?・・・解説

牛乳の乳たんぱく質の8割程度がカゼインです。

コーラにはリン酸という酸性物質が含まれています。

カゼインは酸に触れると固まるという性質があり、コーラのリン酸により固まってしまう化学反応が起きます。

リン酸はコーラの主な酸味ですが、牛乳のカゼインとリン酸が結合するとコーラの主な色を持つカラメルも一緒に固形となって混ざり合いますので、上澄み液が透明になります。

したがいまして、コーラに牛乳を入れるとカゼインが固まって下に沈殿し、上部に上澄み液の透明な液体が残るということです。


コーラに牛乳をたくさん入れてしまうと白く濁ってしまい、綺麗な透明になりませんので注意しましょう。


でも、こんなコーラにしてしまっては台無しでは?と思った皆さん。

安心してください!

おいしく飲めますよ。

なんと!

このコーラと牛乳の混ぜ合わせたカクテル「ブラック・アンド・タン」(「黒と茶」という意味です)があり、このままでもノンアルコールとして飲まれます。

飲むときはシェイクして飲みます。



ラム酒を適量入れると美味しいアルコールのカクテルができますので、大人の人でお酒好きな人は挑戦してみてください。

このときは割合を8:2から半々に変えた方がおいしくなるかもしれません。

乳酸菌飲料に似た味になり、美味しいです。

【牛乳の主な成分】

乳たんぱく質、乳脂肪、乳糖、無機質(主にカルシウム)、ビタミンです。

ちなみに牛乳の88.5%程度は水です。




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