包丁は使えば使うほど切れ味が悪くなってしまいます。
が、砥石(といし)で研ぐのは面倒くさいし、時間もかかります。
急場しのぎであれば、簡単に切れ味を復活させる方法があります。
【包丁の切れ味を復活させる方法】
アルミホイルを包丁で切るだけです。
数回切ると一層切れ味は良くなりますが、動画程度でも十分に切れ味は復活します。
料理の不慣れな自分が行っている動画なので「怪しさ」を感じるかもしれませんが、「ヤラセなし」で事実を映しているのは信じてご覧ください。
アルミニウムの特性を利用した、家庭の科学実験と言えましょう。
ちなみにアルミホイルの表裏は関係なく、どちらの面でも同じ効果が得られます。
アルミホイルの素材のアルミニウムは柔らかく融点の低い温度の金属です。
そのため、包丁で切ると、包丁の凸凹へ綺麗に入り込むため、包丁の切れ味が戻る訳です。そういう理由のため、半永久に切れ味が戻る訳でなく、アルミホイルが取れてしまえば、直ぐに切れ味は悪くなってしまいます。
追記として、質問をいただいたので以下のとおり記します。
【アルミニウムを使って大丈夫なの?】
問題なく使って大丈夫と結論付けられます。 かつて1円玉を幼児が誤飲してしまった事例があります。 結果として、そのまま排泄されたと言うことです。 アルミホイルも直ぐに酸化し表面が酸化アルミニウムでコーティングされ、意外と体内の胃液などの酸に耐え得る物質となっています。 ですので、もしアルミホイルを飲み込んでしまっても排泄されるのが通常と言えます。
そうした特徴によりお弁当でもアルミカップが多用されていますし、アルミホイルに包んで調理をしますよね。
それでも、なんか心配という方は、この方法を避けてください。
日常にちょっとした工夫をすると劇的に効果が上がったり、便利になったりします。
こうした発想が発明を生み、そして、それが特許と言った知的財産へと繋がり、商品化されることもあるのです。
科学も学ぶだけではなく、日常を便利にする知識として活用して、初めて先人たちが築き上げてきた科学の恩恵を受けられ、科学という学問の意義が発揮されるのです。
常日ごろ、「ふ」(不、負)を無くすという「気付きの発想」を持っていると、凄い発明家や科学者になれるの近道と言えましょう!
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