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絶対に見えない色

黒は世の中で決して見ることのできない色です。




どういうことでしょうか?


簡単に言えば、色は反射しその波でその色を判別できますので、一般的な黒とされ見えている黒は、何かしらの反射しているのです。



では、完全なる黒(リアルブラック)はあるかと言えばあります。

それは宇宙のブラックホールです。

しかしながら、当然、全く反射しないブラックホールは見ることはできません。


ならば、どうやってブラックホールの存在を確認できるのか?

それは周囲の星々がブラックホールの非常に強い重力によって発する光すら吸い込まれていく、吸い込まれるときに光を発する様子が確認されたからです。

最初の発見は白鳥座で、今、私たちの銀河系の中心もブラックホールであると推測されています。



ちなみに白地に黒文字の看板をよく目にしますが、例えば、ホーム内に書かれている駅名、博物館の解説パネル等の殆どは黒ではありません。


白と黒は相反する色のため、「目にきつい」ということで、黒ではなく濃灰色や灰色が使われています。

是非、皆さんも確認してみてください。


万が一、黒で文字が書かれていれば、よほど古い看板か、博物館では博物館学芸員の資質が問われると博物館勤務時代に教わり、今も黒で文字などは使わないようにしています。


このHPの文字も黒ではなく灰色を使っていますが、お気付きになりましたか?


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