足付温泉・・・温泉ソムリエとして

2014年のレポートです。


【足付温泉】(あしつきおんせん) ※足附温泉とも書きます

  • 場所 東京都新島村式根島

  • 泉質 炭酸泉 ※炭酸泉と紹介されていますが、どちらかというとナトリウム-塩化物泉でしょう。

  • 効能 切り傷、おでき、水虫、アトピー皮膚炎

  • pH値 不明(pH計持って行けば良かった・・・)


◆塩化物泉の効能 塩(NaCl)が溶け込んだ水質のため体に付着すると蒸発を防性質があり湯冷めしにくいのが特徴です。

また殺菌作用が働くため外傷治癒にも良いです。


ここから本題の「足付温泉」のお話。

昔、傷を負ったアシカがこの温泉に入ったことから、この名「足付温泉」と名付けられたと言われています。


効能は塩化物泉のとおりで、「地鉈温泉」が「内科の湯」と呼ばれるのに対し「外科の湯」と呼ばれています。

また炭酸泉とも言われているように弱酸性の傾向があるようですのでアトピー皮膚炎にも良いと考察できます。


いざ、行ってみると、まずは、どこに温泉があるのか分からないが、ただ美しい風景を目の当たりにします。

「式根松島」と呼ばれているのも納得の景勝です。




海側へ近づいていくと、湯壺と言われる湯だまりを複数見つけられました。

これが足付温泉です。



行った時の湯温はおよそ40度くらいだったでしょうか、ちょうど良い湯加減と感じました。 この温泉は海辺から湧出していて、潮の干潮で湯加減が変わるので、湯壺を変えながら、自分に適した湯壺に入って楽しむ、独特の楽しみ方のある温泉なんです。 したがいまして、湯温、泉質、pH値等、湯治として自分に適した湯壺で選べるので、そういった点でもお勧めの温泉です。


「地鉈温泉」と「足付温泉」で「内科」「外科」の双方を湯治として利用できる式根島の皆さんは幸せだなっと思っちゃいました。




少し奥(海辺の方)にオジサンがいて「来い!」と呼ばれ、行ってみると、湯壺を干潮満潮、潮位に合わせて岩を置いたり退いたりして湯壺を作ったり無くしたりしていました。

「これが俺の仕事」

と最大11つほどの最高の湯壺を作るため岩を持ち運んでいたのでした。


そして 「ここは足付温泉じゃない。山海(さんかい)温泉と言うんだ。全く別物で泉質も違うから効能も違うんだ」

と仰っていました。 思わぬ展開で、ガイドブックにも無い温泉発見!


【山海温泉とオジサン】


陸地へ上がると無料の洗い場が用意されているように地鉈温泉でお伝えしたような情報が足付温泉にも適用されますから、確認して安心して楽しんでください。


大好きな花、ハイビスカスの咲く季節、式根島も魅力満開でした。



どなたかが、このブログを見て、この温泉へ行ってくれたらと信じて、書き続けていきます。


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