売られているような「味付けたまご(塩たまご)」を作る方法

最終更新: 5月24日

売られている美味しい「味付けたまご(塩たまご)」が、お家でも美味しくできて、しかも、とても安く簡単にできてしまうのです。



【作り方】

  • ゆで卵を作ります(黄身の硬さはお好みで)。

  • だいたいで結構ですので、飽和食塩水を作ります(1リットルに300g程度入れれば十分です)。

  • そこにゆで卵を入れ(卵が水面から出ないようにフタなどで押さえつける方が味付きが良いです)、冷蔵庫に1晩入れておきます。

  • 取り出して、殻を剥けば、美味しい味付けたまご(塩たまご)ができています。



塩で味付けしているので「塩たまご」と呼ばれていたり、殻を剥いていないのに向けば味がついていることから「味付けたまご」と呼ばれ、売られています。


【塩味になる理由】

浸透圧により味が付きます。

濃度の異なる2つの液体が半透膜を隔てて存在している場合、同じ濃度になろうと液体が膜を通り抜け(浸透)、その結果、一定の濃度になった際に膜を隔てた液体に圧力差が生じ、それを浸透圧と言います。


卵の殻には無数の細かな穴が開いています。

卵を塩水の中に入れると、塩分の多い塩水と少ない卵の間で、塩分を同じにしようとする作用により、塩が卵の殻の中へ移動し、卵に味が付くという訳です。

漬物も同じ作用を生かしている料理です。


浸透圧が体験しながら学べ、しっかりと物理学が家庭に生かされている1つの例です。


日常にちょっとした工夫をすると劇的に効果が上がったり、便利になったりします。

こうした発想が発明を生み、そして、それが特許と言った知的財産へと繋がり、商品化されることもあるのです。



科学も学ぶだけではなく、日常を便利にする知識として活用して、初めて先人たちが築き上げてきた科学の恩恵を受けられ、科学という学問の意義が発揮されるのです。


常日ごろ、「ふ」(不、負)を無くすという「気付きの発想」を持っていると、凄い発明家や科学者になれるの近道と言えましょう!



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