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2回目の善ちゃんのサイエンスショー海外公演

更新日:2024年12月12日

※全ての活動報告は、画像を主催者さまからお譲りいただけた事業のみ記事にしていますので、いただけない事業は大小関わらず記事にしていないことご理解ください。


2016年に初めて海外でサイエンスショー公演できました。

今も当時のことが鮮明に頭のなかに浮かぶほど貴重な体験でした。


そしてこの度2度目の海外公演に行ってきました!

場所は前回と同様のベトナム、開催地は首都ハノイでした。


ここでは

と実体験を交えて、ベトナム・ハノイでのサイエンスショーにまつわるお話をしています。




 

【今回の海外公演実施において苦労した点】

  • 空気砲実験を行うにあたり煙を使用するため、フォグマシン及びその専用液(薬品)をベトナムへ運び入れることと、そのほかの科学実験に必要な道具を運び入れること → 8年前の経験を倣って、インボイスやMSDSを作成しました。英語力の不足のため英語での書類作成は一苦労です。また薬品の安全性を理解してもらう資料作り(経済成長が著しく8年前とは大きく変化している背景も加え、社会主義国のベトナムへ持ち込めるかどうかのリサーチも大変でした)、飛行機の機内へどのように持込みや運搬、出入国審査をクリアにするかも大きな不安を抱き、作業も大変でした。

  • 8年前の安心感はありつつも、8年間のブランクによって、日本の電圧で使っている機材が現地で変圧器を使って、同等の動作ができるかどうかの確認をすること → 変圧器の選択が重要でした。

  • 今回も、日本の科学技術の振興に携わる大きな機関や、科学に関する企業の一事業として、公演した訳ではなく、極めて個人レベルで依頼を受けて公演したので、頼れる(依存できる)何か(組織、代理店等)がなく、細かい部分でいろいろな不安が払拭できなかったこと → 1つずつ丁寧に時間をかけて不安を払拭していく作業を続けました。


大きくこの3点でした。

この3点は払拭できないマストな苦労と言えましょう。

今回のご担当者が渡航前からしっかりご指導ご案内をくださったこと、8年前の公演に向けての資料が残っていたことが大きく、苦労は限りなく少なかったと思います。

今回の経験や資料が一層加わり、今後の海外公演で役立てたいと思います。




 

【善ちゃんのサイエンスショーinハノイ日本人学校(ハノイ,ベトナム)】

8年前のブログに記述した

「・・・芽生えました新たな夢。それは、もう一度ハノイでサイエンスショーを行えること、もっともっと海外でサイエンスショーの公演を行いたいという夢です・・・」

が叶いました。

しかしながら、出国前(実施前)までは、8年間と言うブランクがありつつも、一度は公演している経験が当然しっかり出来なければならないと言う責任となる、等々がいろいろなことが頭を支配していき漠然とした不安を抱いていました。


さて、前日に学校へ入れ準備や動作確認ができたことでほとんどの不安が払拭できたことは大きかったです。

そこで迎える本番は日本の学校で行う公演とほぼ変わらずの精神状態まで回復していました。


8年前のハノイ日本人学校と違うのは児童生徒の人数が格段に増えていること。

ですので、今回は、小学1~4年生、小学5年生~中学生と2回に分けて60分公演を行いました。


1回目の公演は小学1~4年生対象です。

つかみの実験から大いに盛り上がってくれ「わー」「キャー」と言った歓声とともに大きな拍手や、しっかりとツッコミも入れてくれ、演者としては凄く気持ち良いなかで進めることができました。


2回目は小学5年生~中学生対象です。

もう中学3年生くらいの男子生徒となれば声変わりもしていて、1回目とは声の音色も異なります。

ただ、1回目とほぼ内容の同じ実験でありながら、「言葉の選択の工夫」「科学用語の使用頻度」、「科学用語ギャグ」を適宜入れ込みながら行っていくと徐々に徐々にと会場全員の一体感が生まれてくる感覚が感じられ快感のなかで進めることができました。

空気砲1つとっても、どう構成し見せ方を工夫するか、どこまで科学的に理解してもらうか、等と切り口を変えて行うと、楽しい実験であるが故に満足度も高くなると改めて実感しました。



2公演とも児童生徒の皆さん、そして教職員や抽選で入れた保護者の皆々さんの温かい雰囲気作りとノリの良さに大変助けられつつも、画像のとおり、めちゃめちゃジャンプするくらいにたくさん動き、たくさん汗をかけ、気持ち良かったです!


サイエンスショーを行っているさなか感じたことは、ハノイ日本人学校に通っているためか、児童生徒の本当は思う存分に実験したい(いろいろと試したみたい、動いてみたい)って言う欲望が強いことです。

それだけ広い分野に目を向け関心、好奇心を抱き、自ら行動してみたいと言う心が育っているのかなって思えました。

これは素晴らしいことです!

この関心や好奇心を受け入れる一翼を担いたいですし、担うことでビックリするほどの新たな才能が開花すると思います。


今回のハノイでのサイエンスショーのチャンスを与えてくださった方、準備や移動に協力してくださった方、そして、現地で温かく受け入れてくれた主催者の皆さんや児童生徒の皆さんに「ありがとうございます」と心の底から感謝しています!


そこで、芽生えました更なる夢。

それは、再びハノイでサイエンスショーを行えること、もっともっと海外でサイエンスショーの公演を行いたいという夢で、それが8年前より凄く強くなったことです。




 

【ハノイのお話】

ハノイの街は8年前に比べると凄く発展していました。

それにインバウンドの方々が驚くほどいらっしゃっていて、観光としても魅力のある街だと思いました。

人と車とバイク(原付)の量が半端なく、見ているだけで疲れてしまうほどですww


短い期間の滞在でしたが、一度は行きたいと思っていたハノイのトレイン・ストリートへご厚意でご案内いただけたのは凄く嬉しかったです!

トレイン・ストリート感動!



元々ある建物をカフェに改装した店舗(無許可で違法らしい)が線路沿いのギリギリ(はみ出しているお店もありました)まで並んでいるため、観光客だけでなく店員さんまでも線路を歩かざるを得ないエリアです。

観光客の数の多さは驚くほどです!

なぜならば、ラッキーな時間帯だったのです!

偶然にも今回訪れた時間帯に列車が通過するのです!!!

1日に数本運行しか運行していない列車。

いざ、列車が通る際は公安(現地の警察)が「線路を空けろ」と言わんばかりにもの凄い剣幕で奮闘しています。

通過後は直ぐに線路内へ入れるのも驚きの光景でした。

トレイン・ストリートは世界で一度は見てみたい光景の1つだと確信しましたし、それを見られたことに興奮してしまいました!


滞在中にいろいろな食べ物も味わえました。

初めてのブンティットヌンはめちゃめちゃ美味しく、好きなだけサービスでパクチーがトッピングできて感動してしまいました。

この料理が日本でカジュアルに食べられたら凄く流行ると思います!

フォーはやっぱり牛肉が好きで選択しちゃいます。

フォーは唐辛子が違うのか日本と一味違う病み付きになる、毎日食べたい美味しさでした。

たまごコーヒー(orエッグコーヒー)もベトナムコーヒーの飲み方の1つのようで、これまたプリン+エスプレッソを個別に味わったり同時に味わえる感じで新鮮な味わいでした!

飲み物と言うよりデザートの感覚です。

生春巻きも具材が美味しく、皮の部分も歯応えが全く異なり、もっともっと食べたいと思える逸品でした。


ほかにも、お見せできない美味しい料理ばかりを味わうことができ、いろいろな場所へ連れて行ってもらえ、「こんなに幸せを感じていて良いのか」と思い続けた滞在期間でした。


「仕事<観光」となってはいけないと思いつつ、皆さんの手厚いホスピタリティに甘え結果として「観光旅行」になりましたww



 

今回が2回目の海外公演が無事に行えたことは貴重な経験を積み重ねられ、一層、ワールドワイドに善ちゃんの活動や視野が広がったと自負しています。

そして、子どもたち(児童生徒たち)の海外で生活している経験があるからこそ「非常に強い学びに対する欲望」を持っていて、サイエンスショーを通し少しでも娯楽としつつも高い学習的満足度もご提供したいと思っています。


歴史を振り返れば多くのことを思ってしまいますが、「今だけのベトナム」を見ればとっても楽しくとっても美味しい食べ物があり、魅力溢れる観光国でもあることを知りました。


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