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【活動報告】子どもたちが正しく火を理解し安全に使えるために~「火をテーマにしたサイエンスショー」を行っています。

更新日:2024年12月12日

※全ての活動報告は、画像を主催者さまからお譲りいただけた事業のみ記事にしていますので、いただけない事業は大小関わらず記事にしていないことご理解ください。


~火について正しく学び、火と正しく付き合っていけるように~


をモットーに楽しく学べる、「火」をテーマにサイエンスショーを2年連続で行っています。



ある自治体の消防署と安全協会の共催で

「マッチくらいは使えるようになってもらいたい」

「火の凄さや怖さを体験を通して知ってもらいたい」

「火を正しく理解して防火防災に関心を高めてもらいたい」

等々のご意見から、決して派手な爆発実験とかではなく、「火の性質」を理解できるように規模は小さくて良いので、そうしたサイエンスショーの公演を行ってほしいと言うのが発端でした。



 

ここでは

と分けてお話ししています。




 

【なぜ火の実験を行うのか?】

人類の文明は「火を絶やさない」ことを第一にして、火を加熱調理するため、火を灯りとして、火を暖を取るためとして、ずっと密接な関係でした。

でも、実際に「火」に接しなくとも現代社会は生きていける時代になっています。

しかも、「火は危ないから使っちゃダメ」と言う家庭教育だけでなく、義務教育の理科の授業でも「火は危険だから使わない、使わせない」方向で進んでおり、また煙草も健康面からドンドンと吸える場所も排除され、火気厳禁の場所も多くなっている社会が作られており、火を扱える場所や機会すら限りなく少なくなってきています。


しかしながら、人間生活に火は欠くことのできない存在です。

それゆえ、安全に扱う必要があり、そのためには正しい知識と一定の火を取り扱う経験が不可欠です。


そんな概念から、

  • いかに楽しく

  • いかに魅力的に

  • いかに安全で

  • いかに正しく

伝えられるかをモットーに実験演目を選択しショーアップになるよう構成して「火を題材としたサイエンスショー」を行っています。



当然ながら、実施には「火気使用申請」が必要ですので、自治体の消防署の皆さんのもと、各自治体ごとや国レベルで存在している安全協会の方々が子どもたちに「火を取り扱える能力を培う重要性」の理解増進のため、こうした事業は多く全国各地で開催してほしいと、経験則で切望しています!




 

【主な演目】

  • 燃えるもの、燃えないもの

  • 鉄を燃やす?

  • 二酸化炭素で消火実験

  • 燃える3要素の確認実験

  • いろいろな火起こし

  • 花火の色実験…炎色反応

  • 水素の燃焼から爆発

  • 可燃ガスの液化及び燃焼

  • 火を使わずにティッシュペーパーを燃やす?

等々


火に関する実験を行ってきて、ラストは科学実験では大変人気の高い空気砲を使って、「火に関するクイズ」を空気砲と絡めながら行い、正しく火や防災防火について楽しく理解してもらいます。

空気砲を用いながらのクイズなので理解度が非常に高くて効果的になっているなぁと我ながら実感しています。



2年目ながら、リピート率も高く、あっという間に定員に達してしまった非常に多くの応募があったそうです。

満席の会場では、火の怖さを知り、火と真剣に対峙する意識を持ってもらえ、一方でサイエンスショーを観て、笑ったり驚いたりと思いっきり声を出して楽しめたと言う感想をもらえ、本当に幸せを感じています。



火は危険です。

大きな事故や被害を起こしてしまう可能性があります。

その点だけは徹底的に伝えようと強く心掛けています!



※1会場での2年目の事業報告を含めて記事にしていますが、3年目や別件で行った場合は、その時点で付記、追記していき、このブログは更新し続けます。




 

◆以下は関連のブログ記事の紹介ですので、よろしければご覧ください!


善ちゃんブログ【爆発じゃないよ! 破裂だよ! 「燃焼と爆発」のお話】


善ちゃんブログ【フラッシュコットン(綿火薬)の作り方(動画付き)】


善ちゃんブログ【有名な科学実験「指マッチ」を実際にやってみたが・・・】


善ちゃんブログ【動画【1分間のサイエンスショー「花火の色だよ! 炎色反応」】】


善ちゃんブログ【動画【1分間のサイエンスショー「花火の色だよ! 炎色反応 その2」】】


善ちゃんブログ【科学実験動画【1分間のサイエンスショー「驚きの実験! 火が点いた! 圧縮発火」】】


等々。

ほかにも記事はありますので、探してご高覧ください。



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