そもそも「なぜ『松竹梅』でランク付けしているの?」

更新日:2月24日

せっかく「梅の花」が綺麗に撮影できたので、少しだけ雑学。

「松竹梅」の雑学です。


まずは中国の方から押さえておきましょう。

時代は宋代にさかのぼります。

この時代ごろから、寒さに耐える「松」「竹」「梅」の3つを「歳寒三友」(さいかんさんゆう)と呼んで、書画の題材とされました。

題材とされた理由としては、松と竹は寒中でも色褪せることなく、梅は寒中に花咲くことから「清廉潔白」の印象を持たれていたためです。


「歳寒」とは寒い季節、そこから冬のことから逆境や乱世を意味します。

よって「歳寒三友」は寒い季節、逆境や乱世に友とすべき3つの植物を言います。


一方、日本では、平安時代に「松」が青々とした常緑樹で不老長寿をイメージさせるのでお目出度いものとされました。

その後、室町時代に入り、「竹」も節目正しく真っ直ぐ伸びて風にも強いことから、縁起の良いものとして重宝がられました。

さらに江戸時代になると、「梅」も寒い季節にいち早く花を咲かすので、お目出度いものとなり、特に新春を彩るものとして定着していきました。


縁起の良い3つの植物なので、日本のお正月の門松にも「松」「竹」「梅」が飾られています。



古い時代からお目出度いとされた植物を並べると

松 → 竹 → 梅

となることで、「松」「竹」「梅」と上等な順になったと言われています。


余談の余談ですが、「松竹梅」(しょうちくばい)を英語で表記すると「shochikuume」なんだそうです。

そして、ランクとして表すには

  • 松 → premium

  • 竹 → special

  • 梅 → standard/regular

と、あえて分けるのであれば、このようになります。

※もちろん他の英語でも置き換えられます。


梅は「花よし、香りよし、果実よし」と三拍子揃った花木です。 春を訪れを告げる「春告鳥」(はるつげどり)と言われるウグイスとセットで

「梅にウグイス」

と言うと

「美しく調和の取れているもの」「取り合わせが良い2つのもの」の例えとして使われます。





日常にちょっとした工夫をすると劇的に効果が上がったり、便利になったりします。

こうした発想が発明を生み、そして、それが特許と言った知的財産へと繋がり、商品化されることもあるのです。


科学も学ぶだけではなく、日常を便利にする知識として活用して、初めて先人たちが築き上げてきた科学の恩恵を受けられ、科学という学問の意義が発揮されるのです。



常日ごろ、「ふ」(不、負)を無くすという「気付きの発想」を持っていると、凄い発明家や科学者になれるの近道と言えましょう!



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