かつては、ユリ・ゲラー氏により話題騒然となった「スプーン曲げ」。
技術の進歩により、現在のマジシャンたちは、スプーン曲げを進化させて人々を驚かせています。
当時より色褪せず進化し続ける「スプーン曲げ」のもっとも基本的な方法を紹介します。
科学実験動画【1分間のサイエンスショー「科学で種明かし スプーン曲げ」】をアップしていますのでご覧ください。
なるべく、手品と言うよりは、誰でも出来るように科学実験として実践してみました。
が、不自然な顔の表情が、人柄が出てしまいました…(汗)
YouTube動画ですからこちらから↓
力は本当に殆ど入れていません。必要ないのです。
てこの原理のうち「第2種てこ」を活用しています。
そこで、大切なのは、スプーン選びです。
スプーンは18-0ステンレススチールという種類を使っています。
一般的には「18-0」という標記がなく、「ステンレススチール」のみ刻まれ表示されています。
くれぐれも「18-8」「18-10」のステンレススチールは硬いため、スプーン曲げには不向きですのでご注意ください。
スプーン曲げに使うスプーンは、よく磁石に吸着するのも特徴的です。
そして、100円ショップでは、3本入りで売られているが柔らかいスプーンですからオススメです。
最初のうちコツを掴むのは難しいかもしれませんが、慣れてくると、いとも簡単に曲がられるようになります。
それでも、難しいという場合は、本番前に、予め何回か力尽くでグニャグニャと曲げておくと作用点(曲がる部分)が柔らかくなりますので、一層、力が入っていないよう見え手品っぽく演出できます。
ただ、スプーンは本来、曲げるために作られているものではないということを強く念頭に置いてください。
お願いします!
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