「お腹がすくとお腹が鳴るの?」のお話

鳴ってほしくないときに鳴るのがお腹の音は、「あるある」として定着している厄介者です。

(実際にはそんなことは必ず起きる訳がなく、こうした思い込みを「帰納」と言います)



【お腹が鳴る理由】

空腹時にお腹が鳴るのは腸の蠕動(ぜんどう)運動、つまり収縮と弛緩(しかん)の運動で、お腹の中にたまっている空気が震えるためです。

つまり、空腹時は、食物等が蠕動運動で下へ移っていく際に、食物と空気が混ざって移動する音と言えます。

※蠕動運動とは筋肉の収縮と弛緩を繰り返して消化した食べ物を排出する動きです。

※音は空気の振動で発生します。


満腹時にお腹が鳴らないのは、お腹にある食物に対して、空気の量が少なくなるためです。




【わざとお腹を鳴らす方法】

空腹でなくてもお腹を鳴らすことができる人もいます。

こういう人は日々食事を多く摂取せずに消化の良い方とで、常に胃液等の液体と空気の多く、音が鳴りやすい状態ができています。

蠕動運動を強制的に行う、つまり胃や腸に外から圧力を加えることで、食物と混ざった空気が振動され、お腹の音が発生します。 比較的、炭酸飲料を飲んでから、同様の行為をすると、この再現はし易くなります。

ただし、空腹時に鳴る音とは異なる場合が多いです。

お腹をどうしても鳴らしたいと思うことがないと思いますが(笑)


日常にちょっとした工夫をすると劇的に効果が上がったり、便利になったりします。

こうした発想が発明を生み、そして、それが特許と言った知的財産へと繋がり、商品化されることもあるのです。


科学も学ぶだけではなく、日常を便利にする知識として活用して、初めて先人たちが築き上げてきた科学の恩恵を受けられ、科学という学問の意義が発揮されるのです。



常日ごろ、「ふ」(不、負)を無くすという「気付きの発想」を持っていると、凄い発明家や科学者になれるの近道と言えましょう!


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