長風船(ペンシルバルーン)を使った投げて飛ばすロケットの工作です。
作り方と独特の飛ばし方をしっかりご覧になって、良いロケットを作り飛ばして遊んでください。

用意するモノ
長風船(ペンシルバルーン)(260サイズと言い、膨らませたときに大体直径5cm、長さ150cmになる細長い風船)
手動ポンプ
ハサミ
セロハンテープ(or両面テープ)
型紙(ここで紹介している型紙をオススメしています)

作り方
先端の錘(錘)となる長方形✕1と尾翼✕3枚を型紙として切り取ります(このブログの下部にある型紙を使用しています)。
風船の口側から10cm程度の部分から切り落とします。
切り落とした風船を膨らませパンパンとなるように気を付けながら結びます。結ぶのは難しいですが頑張りましょう。
少し風船が曲がっていたら、ピーンと真っ直ぐになるように手でしっかりと調整しましょう。とても大事なポイントです。
結び目から15cmくらい離れた場所に少しずつ傾けて、間隔を均等になるように3枚の尾翼を貼り付けます。このとき、同じ方向へ少しだけ斜めになるように取り付けるのがポイントです。
反対側(ロケットの先端方向)は先端から5cm程度離れたところに風船が少しだけくい込むようにして巻き付けて最後にテープでとめて、完成です。
1~6の順で画像を並べていますので、画像で確認しながら作ってください。
投げ方
普通に投げるのも良いですが、その時はロケットの先端から10cm程度のところを握り、押し出すように投げると良く飛びます。
おススメの投げ方は下の動画通りです。
もっと勢い良く飛んでいきます。
良く飛ぶ風船ロケットの秘訣
風船ロケットは風船が真っ直ぐになっていれば、最も重要なことは
錘と尾翼の総重量とバランス(先頭側と後方側の重さの比)
錘と尾翼の取付け位置
尾翼の形と大きさと貼り付ける角度
の3つです。
従いまして、型紙をどのようなものでどんなデザインにするかは大きな要因なのです。
【型紙】

※3個作れる型紙で、中厚口用で、先端の錘と尾翼3枚の重さのバランスが非常に優れています。
※この型紙は元々の型紙のデータサイズを極小にしていますので、これは使えません。お気を付けください。元の型紙のデータは別に保管しています。
ご注意ください
人に向かって飛ばさないでください。
風船ロケットは空気が抜けてしぼんでしまったときが寿命です。
適切にゴミとして処分してください。
もっと遠くへ飛ばす方法はまだまだありますので、錘や尾翼の重さや材質、投げ方等を変えてみる等実験し発見・発明してみてください。
工作し実際に試してみることはとても楽しいことです。
是非、小さなお子さまから工作を挑戦する機会を与えてください。
そうした体験が大人になってから大きな財産となることでしょう。
「知っている」と「作れる」とでは大違いです。
モノを作れる能力は多くの経験から培われて、どんどんと伸びていきます。
無限の能力を発掘してください。