「きゅうり」の雑学

今回のテーマは「きゅうり」です。



「きゅうり」

嫌いな人も少なく、日本では比較的人気の高く、欠かすことのできない野菜です。

そして、サラダ、浅漬け等々、頻繁に登場する食卓を彩る野菜です。

が・・・・・・・・・、


きゅうりを日本で食べるようになった歴史は比較的浅い野菜です。

そして、驚くことに、なかなか今のように親しまれる野菜になるまでには時間を要したようです。


古くは3千年前、既にインドで栽培されていた歴史の古い世界中にある野菜の一つですが、どうも日本には馴染まなかったようです。

日本には、6世紀(奈良時代)に伝わってきたと文献に記述があります、薬物として利用する以外は、江戸末期までマイナーなモノだったようです。

むしろ、食材としては嫌われモノだったと言っても過言ではありません。


江戸時代には、旗本直参は、きゅうりを切った断面が「徳川家の三つ葉の葵の家紋」に似ていることから食べず、また、同様に三日天下で終わってしまった明智光秀の家紋「桔梗」にも似ているので、縁起が悪いとしていたそうです。

水戸黄門、水戸光圀も嫌い、徳なしと説いた文献も残っています。


【確かに似ていますね】



今に至っても、京都の八坂神社の紋に似ているため祇園祭のときはきゅうりを食べないという風習も残っています。


【右上の紋が見えるでしょうか? これまた似ています!】



現在の日本において、きゅうりは、これだけメジャーな野菜でありながら、ここまで嫌われたり縁起の悪いとされる珍しい野菜なのです。



◆「もろきゅう」の「もろ」とは?

「もろきゅう」とは、もろみ味噌をつけて食べるモノで、単に味噌を添えてあるモノは正式な「もろきゅう」ではありません。


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