洗濯ばさみで人を吊るす ~日本テレビ「即決二択クイズ!!イダテン」で実験協力
- 7月2日
- 読了時間: 4分
放送日 2026年6月25日(木)19時~
番組名 日本テレビ「即決二択クイズ!!イダテン」
この番組の「サイエンス二択」部分で実験協力してきました。

「きしたかの」のお二方と一緒にロケで多くの実験で回ってきました。
大変貴重な体験ができ心から感謝しています!
そのなかで「人を洗濯ばさみで吊るす」実験の考察を以下のとおりまとめてみました。
「人を洗濯ばさみで吊るす実験」
とまとめています。
【洗濯ばさみの必要数】
1つの洗濯ばさみでどれくらいの重さが吊るせるか、吊るす生地を洗濯ばさみで吊るしてバネばかりで実測してみると0.5~0.6kgくらいでした。
単純に体重80kgの人であれば160個で十分であると理想値が得られました。
しかしながら、これで行おうとすると大変危険ですし不可能です。
【洗濯ばさみの摩擦と滑り】
人間を吊るすためには、洗濯ばさみの保持力(挟む力)と洗濯ばさみ自体の強度の2つを考えなければなりません。
洗濯ばさみを取り付ける生地も滑りにくくて破れにくい丈夫なモノを選定し、1か所に集中せず人の体の要所を多く配置しつつ全体的に洗濯ばさみの保持力を生かせるように配置していきます。
また洗濯ばさみを取り付ける骨組み等の安全を確認します。
【洗濯ばさみのジッパー現象】
ジーパンなどの重い洗濯物を洗濯ばさみを使って干そうとしたとき、1つの洗濯ばさみで挟み反対側をもう1つの洗濯ばさみで挟もうとした際に挟んであった洗濯ばさみがスルッと外れることがあります。
少しでも挟んだ洗濯ばさみの挟む角度が変わると摩擦力が一気に低下して滑り落ちてしまうのです。
人を吊るす際にはこの問題点を解決しなければなりません。
端の1個が外れたらバランスが崩れ端ほうから次々と、まるでジッパーを開くように外れていってしまいます。
このジッパー現象が起きないように、1つの洗濯ばさみではなく滑り防止の役割を果たすため1点を3つで吊るすよう取り付けて問題点を解消することができました。
つまり160個×3=480個、念のため500個で成功しました。
また取り付けた人が持ち上がることにより静荷重から動荷重へと変わる際のかかる力や、僅かなバランスの崩れによる発生する洗濯ばさみへかかる数倍の重さも考慮していた最低限の数が480個でした。
ただし、洗濯ばさみ自体を吊るす紐やそれらを吊るす方法もワイヤーアクションのプロの方々の指導をいただき改善しつつ行えたことが成功するもう1つのおおきな要因でした。
【人に洗濯ばさみを取り付ける難しさ】
人の体形は丸みがあったりと平らではありませんので、洗濯ばさみの取付け方を間違えないようにしないと何ら算出した数も洗濯ばさみの保持力と言った機能も無意味になってしまうため正しく行う必要がありました。
【人を洗濯ばさみで吊るす危険性】
衣服に洗濯ばさみを取り付けた人を吊るす際に自重も含めて衣服自体のあちこちを締め付けてしまい窒息に陥ったりと命の危機と隣合せとなってしまうことは絶対に忘れてはいけません。
首元の安全性など全身の締付けが起きないか、吊るした際におかしな体型にならないか確認を徹底し、尚且つ落下した際の地面の安全性の確保は徹しました。

無事に成功したのは上述だけでなく、演者さんと関わったスタッフの皆さんの真剣さとご協力の賜物です。
<そのほかの実験>
【風船割り】
普通の膨らませた風船のへそとか口元に串を刺しても割れないと言う実験を大きな規模で行ってみる、ましてや串ではなく電動ドリルでパワーアップしたらどうか試したいと言うことで答えを伝えたうえで、そうなる結果を導けるように行いました。
無事に一発成功で嬉しかったです!

【-20℃の世界】
凝固点降下の差で凍るモノ凍らないモノを試してみました。
いろいろなモノを試しましたが、ずっと-20℃で湿度もほとんどないような冷凍倉庫に居続けると「体の異変」と言うか初めて「こう言った部分がめちゃくちゃ寒くなる」など新たな発見もありました。
番組放送中に「凝固点降下」がトレンドワードの上位となったのは個人的に凄く嬉しかったです!

今回も思ったことですが、いろいろと仮説を立てて実験を行うことは非常に困難もありますが楽しさは言葉で言い表せない程です!
そんな機会をいただけ本当にありがたいなぁと思っています。




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