水曜日のダウンタウン「名探偵津田第4話 ~電気じかけの罠と100年の祈り~」制作協力
- 善ちゃん
- 2025年12月25日
- 読了時間: 4分
今やTBS「水曜日のダウンタウン」の大人気企画「名探偵津田」第4話に科学の立場から関わることができました。
2025年12月17日、24日の2日90分スペシャルです!
ここでは
と述べています。
【協力内容】
協力したのは江戸時代の平賀源内のエレキテル。
2025年のNHK大河ドラマ「べらぼう」でも登場するエレキテルをTBS「水曜日のダウンタウン」では本当に火花が飛び、しっかりビリビリすると言う、まさに江戸時代の平賀源内のエレキテルを忠実に?再現する試みでした。
ビリビリの部分は自分自身でテストして、外側の部分の忠実な復元はTBSの美術さんたちが手掛け出来上がったときは感動モノでした!
本当に見た目が美しいです!!!

【ビリビリ発生装置の大きさのため実際より箱自体が大きくなってしまいました】
今までの罰ゲーム的なビリビリは低周波か静電気を使ったモノが多く「本当に痛がっているのか?」と視聴者のなかには疑心暗鬼を生ずる人もいるようですが、今回のエレキテルはしっかり火花が見えますのでその疑念も払拭される新しいビリビリの装置となりました!
平賀源内が作った(オランダから来て6年かけて修復した)摩擦起電機をエレキテルと呼び、電気治療応用器と言う医療器具として使用されましたが、その後「百人おどし」と呼ばれる見世物として使用されることもありました。
ですので今回の新しいビリビリも出力は大きいですが何回も何十回もテストして、この装置では怪我無く安全に行えるかの確認を行いました。
その間はずっと自分が痛さを体験していましたが、なんとか形になって嬉しく思っています。
【本番】
本番ではバラエティゆえ、スタッフの皆さんにも体験してもらったうえで、平賀源内のエレキテルより出力を10倍程度に調整していました。
オンエアでは、このエレキテルに番組では「銅線を結びつける」と言う演出でした。
みなみかわさんの手にしっかり放電が確認でき、電線を持ったダイアン津田さんにもビリビリをくらってもらえたのが確認できました。
が、収録では銅線を引っ掛けるパートはもっともっと長い時間収録されていろいろなパターンを考え取り組むお二人がいろいろなパターンでビリビリをくらい、撮影スタッフの皆々さんがお腹が痛くなるほど笑っていたのも印象的でした。
【応用】
このエレキテルに「銅線を結びつける」以外にも、この箱中央から出ている銅線の2本のどちらかに指輪のような小さな輪っかを引っ掛ける、輪っかが小さければ小さい程ポイントが高いと言ったゲームが行えます!

【エレキテルからの放電】
結構痛いです!
が、今回もリアクションできる程度に調整しましたし、この痛みがもっと強くしたり弱くしたりと任意で変えられるのもこの装置の長所です。
【番組に関わって】
どんな事態が起きようとストーリーの軸がブレないようにあらゆるパターンにも対応できるよう練りに練られ作られている台本、そして出演者の役名から環境、小物までと細部まで行き届き伏線も読まれないような設定の拘り、更にはスタッフの常に高い緊張感を持って取り組み続けている姿勢等々、あれだけの仕上がりで高い評価を得られるのも当然であろうと実感する徹底ぶりは圧倒されました。
それゆえ自分のパートであり、初めての挑むエレキテルが上手くハマってくれるかどうかは本番まで心配で、吹き出物も何個かできるほどでした。
X(旧ツイッター)でも「べらぼう」等と比較されたり再現性を高く褒めてもらったり、何より演者さんから「これ今まで見たことないけど、凄い仕掛けで良いなぁ」と褒めてもらえたのが何よりでした。
【余談】
映画「バック・トゥ・ザ・フューチャー」が好きな自分にとってデロリアンを目の前で見られたことは大変嬉しい出来事でしたし、番組を通して演者さんも視聴者の皆さんのなかでも「バック・トゥ・ザ・フューチャー」が多いことも嬉しくなりました。

【デロリアンをエレキテルで充電】
まさか自分たちが制作したエレキテルで憧れのデロリアンを充電する機会があるなんて!!!

【デロリアン】
本当にカッコ良かったですし、細部まで映画で登場するデロリアンが忠実に作られていて凄いなぁと思いましたし、所有のオーナーさんにも貴重なお話を聞けて良い機会になりました。
凄い熱意を持ったスタッフの皆さんとお仕事でご一緒でき、そして素晴らしい番組企画に関われましたことを心からお礼申しあげつつ、また科学の立場からご協力できたらと思っています!




