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「虹」の雑学・・・珍しい?虹の画像とともに

今回は「虹」です。


決して珍しい現象ではありませんが、今回は、どちらかというと小さくて残念だと言われている「虹」を見ました。

でも、自分自身は初めて見たので、「珍しい虹」と思え感動してしまいました。


【撮影場所は全て長野県佐久市付近】


空を架けるっていうよりは、地からジワ~っと湧き出てきたイメージがします。

皆さんは、この虹をどう思われますか?



◆虹のお話

虹は自然現象の中で、比較的簡単に見ることができ、美しいモノの1つです。

虹を見るチャンスは、雨上がり、もしくは未だ雨が止んでいないのに日が射してきた時です。

意外と忘れがちなようですが、見る方向は、太陽のある方向と逆の方向です。


そして、一層、虹を美しく見たい場合には、朝や夕方の太陽高度が低い時であって、虹が高く大きく見えます。

しかしながら、太陽高度の高い日中は、低く小さくしか見えないのです。


…というのが定説ですが、このように地に添った虹は初めて見たので、繰り返しますが、大変珍しく感じ、美しく感じました!





◆虹の発生のメカニズム 光のはなし その3」で記事にしましたが、太陽光は白色光といい、様々な色が混ざり合っています。

この光が雨粒の表面で屈折し、入射して1回のみ雨粒の境界面を反射して空気中に出る際に、もう1回屈折します。

これによりプリズムと同様にそれぞれの色の屈折する角度が異なりますから、7色の虹が見えるという訳です。

紫は波長が短く、対極の赤は波長が長いため、必ず虹の上部は赤、下部は紫になります。







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