おうちで直ぐにできる安全な化学の実験です。
やってみれば「綺麗」と思える実験です。
ここでは
とお話ししています。
【出題】
隔月で寄稿している以下の記事をご覧にください。
以下は、改めて、出題を大きな画像とともにご案内しています。
【おうちで実験!青い水を違う色に変える綺麗な科学実験(動画付き)】
【用意するもの】
バタフライピー
【出題】
青色のバタフライピーを紫色に変化させてください。
ヒントは少しだけあるものを加えます。
【答えとやり方】
答えは、「酸性のモノを加える」です。
ここではビタミンCを少しだけ加えて紫色に変化しています。
【動画】
【解説】
バタフライピーの青色はポリフェノールの1種のアントシアニンです。
ここにビタミンCを加えると紫色に変化します。
ビタミンC以外の酸性のモノを入れると微妙に色変化が異なりますので試してみましょう。
バタフライピーではあまり変化が大きく見られません。
が、バタフライピーの代わりに、紫キャベツや茄子、ブルーベリー、赤ワイン等々にも含まれ、これらの方がバタフライピーより紫色をしていて色変化実験には適していると思います!
なぜならば、アントシアニンがリトマス試験紙のような働きをして酸性の場合は赤色へ、アルカリ性の場合はアルカリが強くなるにつれ青色、緑色、黄色と変化します。
このような化学の色変化を呈色反応と呼んでいます。
ただ、今回バタフライピーを使ったのはレモンを入れて色変化を演出するカフェ等が増えてきている、つまり日常で「演出として」化学実験が取り入れられている一例を紹介したかったからです。
紫色の水に透明な綺麗な色を酸性やアルカリ性等を溶かした水溶液を入れると、ただ薄まって薄紫になるのではなく、様々な色を出現させることができるのが見どころのお子さんでもできる化学変化を楽しめる実験なのです。
身近なモノを使って「科学実験ができる」、しかも、その実験が遊びの要素や競技の要素があれば一層楽しく集中して時間を過ごすことができます。
そして、成功したときの感動は科学への興味関心が一気に高まった瞬間でもあります。
身の回りにあるモノで、いろいろと科学実験を行ってみる、行えるようになることは、新しい思考が生まれ、そして、発見発明する思考となり、日常が一層刺激的で好奇心が旺盛となり、やがて日々を一層豊かに過ごせるようになります。
あわよくば、こうした思考から生まれた発明が、特許と言った知的財産へと繋がり、商品化されることもあるのです。
科学も学ぶだけではなく、日常を便利にする、豊かに過ごせる知識として活用して、初めて先人たちが築き上げてきた科学の恩恵を受けられ、科学という学問の意義が発揮されるのです。
常日ごろ、「ふ」(不、負)を無くすという「気付きの発想」を持っていると、凄い発明家や科学者になれるの近道と言えましょう!
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