おうちで直ぐにできる科学実験。
実験と言って、みかんが食べられるチャンスができる実験です!
ここでは
とお話ししています。
【出題】
隔月で寄稿している以下の記事をご覧にください。
以下は、改めて、出題を大きな画像とともにご案内しています。
【おうち実験! みかんを水に沈めよ!」実験のやり方】
【用意するもの】
みかん
容器
【出題】
みかんは水に浮きます。
が、あることをすると沈みます。
容器に水を入れて、見事にみかんを水に沈めてください。
【答え】
答えは、みかんの皮を剥くです。
みかんの皮を剥いて水に入れるとみかんは水に沈みます。
【水にみかんを沈める方法(動画)】
【解説】
みかんの皮は小さな孔(あな)がたくさんある多孔質で、空気を多く含んでいます。
そこに皮と食べる部分の間にも空気があり、さらには白い筋部分も多くの空気を含んでいます。
1つの塊として考えれば、水より比重が小さいと浮き、比重が大きくと沈みます。
みかんは皮を剥けば水より比重が大きくなり沈むのです。
でも、すべてのみかんがそうなのか?
また、オレンジや伊予柑、夏みかん等々の仲間たちは同じように浮いたり沈んだりするのでしょうか?
甘さ酸っぱさで異なるのか?
調べてみると楽しいですし、その都度、オレンジ等を食べるチャンスが到来しますよ!笑
【雑学!みかんの房の白い筋の名前は?】
白い筋は「アルベド」と呼ばれています。
このアルベドを丁寧に取って食べる人がいますが、これは栄養学的には非常にもったいないことをしています。
実は、アルベドにはポリフェノールが非常に多く含まれているのです。
ポリフェノールはコレステロール値の抑制、血流改善、抗アレルギー作用、発ガン抑制作用などが期待されている物質です。
アルベドは、その含有量がみかんの果実の100倍にもなるほど含まれています。
余談ですが、みかんの果実を包んでいる袋状の薄皮も、ポリフェノールが果実の50倍もあります。
※もう少しみかんについて詳しい雑学は以下の善ちゃんブログで
身近なモノを使って「科学実験ができる」、しかも、その実験が遊びの要素や競技の要素があれば一層楽しく集中して時間を過ごすことができます。
そして、成功したときの感動は科学への興味関心が一気に高まった瞬間でもあります。
身の回りにあるモノで、いろいろと科学実験を行ってみる、行えるようになることは、新しい思考が生まれ、そして、発見発明する思考となり、日常が一層刺激的で好奇心が旺盛となり、やがて日々を一層豊かに過ごせるようになります。
あわよくば、こうした思考から生まれた発明が、特許と言った知的財産へと繋がり、商品化されることもあるのです。
科学も学ぶだけではなく、日常を便利にする、豊かに過ごせる知識として活用して、初めて先人たちが築き上げてきた科学の恩恵を受けられ、科学という学問の意義が発揮されるのです。
常日ごろ、「ふ」(不、負)を無くすという「気付きの発想」を持っていると、凄い発明家や科学者になれるの近道と言えましょう!
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