キャベツの一番外側の葉っぱを捨ててしまうのが通常です。
が、もったいない!
捨てるのでしたら、その前に有効利用してからにしてみては?
下の画像で言えば、多くの広がっている葉っぱは捨ててしまわれるのが常です。
![](https://static.wixstatic.com/media/f12df3_ba36e40a01c843e583ad5bfda674d0b4~mv2.jpg/v1/fill/w_117,h_118,al_c,q_80,usm_0.66_1.00_0.01,blur_2,enc_auto/f12df3_ba36e40a01c843e583ad5bfda674d0b4~mv2.jpg)
【有効な使い方】
キャベツの一番外側の葉っぱは捨てずに灰汁取りに使用できるのです。
使う場合は洗ってからにしましょう。
画像のように豚肉を煮ると灰汁が出てきます。
![](https://static.wixstatic.com/media/f12df3_2a11bb9247d64c3caf7156f793c19f67~mv2.jpg/v1/fill/w_91,h_68,al_c,q_80,usm_0.66_1.00_0.01,blur_2,enc_auto/f12df3_2a11bb9247d64c3caf7156f793c19f67~mv2.jpg)
![](https://static.wixstatic.com/media/f12df3_51a2d51160c04035b06b31328e6c8ab5~mv2.jpg/v1/fill/w_121,h_107,al_c,q_80,usm_0.66_1.00_0.01,blur_2,enc_auto/f12df3_51a2d51160c04035b06b31328e6c8ab5~mv2.jpg)
【キャベツの葉で灰汁取りのやり方と解説】
落し蓋としてキャベツを入れると、キャベツには細かな孔(あな)があるため(多孔質と言います)、その中へ灰汁が入り込む仕組みです。
葉を水面に入れ、その時間は一瞬で大丈夫です。
![](https://static.wixstatic.com/media/f12df3_5a970ec7d0b14da084ba67c1153ee745~mv2.jpg/v1/fill/w_91,h_68,al_c,q_80,usm_0.66_1.00_0.01,blur_2,enc_auto/f12df3_5a970ec7d0b14da084ba67c1153ee745~mv2.jpg)
![](https://static.wixstatic.com/media/f12df3_046f60b6ad7041c08d368979b1a5f9da~mv2.jpg/v1/fill/w_91,h_68,al_c,q_80,usm_0.66_1.00_0.01,blur_2,enc_auto/f12df3_046f60b6ad7041c08d368979b1a5f9da~mv2.jpg)
【葉の中央付近に灰汁が付着しています】
拡大すると↓
![](https://static.wixstatic.com/media/f12df3_2ee8dbca156b4565b838fabdf36790f0~mv2.jpg/v1/fill/w_124,h_124,al_c,q_80,usm_0.66_1.00_0.01,blur_2,enc_auto/f12df3_2ee8dbca156b4565b838fabdf36790f0~mv2.jpg)
消臭剤の活性炭などと同じ仕組みで、灰汁取りができているのですから、このキャベツを煮込まないことが成功のポイントの1つと言えます。
煮込むと孔の中や全体がゆで上がる、つまり灰汁ではなく水が入り込んでしまうためです。
このキャベツの葉で灰汁取りはビックリするほど効果的でした。
キャベツの葉を取り除いたら、下の画像のように澄んでいます。
![](https://static.wixstatic.com/media/f12df3_bc6670f4de5f49e68d47bc3f453b1a62~mv2.jpg/v1/fill/w_91,h_68,al_c,q_80,usm_0.66_1.00_0.01,blur_2,enc_auto/f12df3_bc6670f4de5f49e68d47bc3f453b1a62~mv2.jpg)
日常にちょっとした工夫をすると劇的に効果が上がったり、便利になったりします。
こうした発想が発明を生み、そして、それが特許と言った知的財産へと繋がり、商品化されることもあるのです。
科学も学ぶだけではなく、日常を便利にする知識として活用して、初めて先人たちが築き上げてきた科学の恩恵を受けられ、科学という学問の意義が発揮されるのです。
常日ごろ、「ふ」(不、負)を無くすという「気付きの発想」を持っていると、凄い発明家や科学者になれるの近道と言えましょう!