車の鍵、キーレスキーやスマートキーと呼ばれていますが、中に電池が入っていて、2年程度で電池切れが起き始めます。
電池切れが起きた場合、電池交換をディーラー等へ依頼すると1,000円弱程度を支払うことになります。
が、自分でも意外と簡単に交換できるのです。
本当に簡単にできました!
これなら、100円ショップでも電池は売っていますので、ディーラー等にお願いするよりは断然、節約できるという訳です。
以下、交換の仕方を画像付きでお話しします。
※すべての車の鍵ができるとは限りません(確かめていません)ので注意ください。
【電池交換のやり方】
1.精密ドライバー(100円ショップでも販売されていますし、ほかでも使える便利なものなので、1つはストックしていても良いツールです)を用意します。
今回は一番左のマイナスドライバーを使います。
※場合によっては精密ドライバーより幅広のマイナスドライバーの方が上手くかみ合う場合もありますので、やり易い方で行ってください。
2.電池交換の必要なキーを用意します(今回はSUZUKIのキーレスキーです)。
3.爪で差し込んである鍵のロックを上げます。
※画像では精密ドライバーで上げていますが、これは爪で行うとロック解除部分が指で隠れて撮影できないためです。
4.ロック解除を爪で上げながら、鍵を矢印方向へ抜き取ります。
5.画像のようにマイナスドライバーの先を差し込み、てこの原理を利用しながら、少し回転するように動かすと簡単に外れます。
こうした形ではないタイプのものでも、くぼんだ部分がありますので、そこにマイナスドライバーの先を差し込んで行えます。
※マイナスドライバーの先端で怪我などしないように気を付けて、慎重に行ってください。
※かなり古いものだと割れる恐れもありますので、自己責任で行ってください。
※マイナスドライバーの当たっている部分には傷ができてしまうので、その辺も理解のうえ行うかご判断ください。
6.リチウムコイン電池もマイナスドライバーで外すと楽です。
7.向き(+と-の向き)を間違えずに電池を交換しましたら、本体を重ね合わせて、押すとパチッ(カチッ?)とはまります。そこに鍵を差し込み直して交換は終了です。
【せっかくなら】
このリチウムコイン電池は3VでCR2032と言うタイプで、比較的、日常品で多く使われています。
100円ショップでも販売されていますので、何かしらの予備として1個や2個は持っておくと便利でしょう。
【CR2032とは?】
Cは「二酸化マンガンリチウム電池」
Rは「円形」
20は電池経(R=20㎜ ←直径20mmです)
32は厚み(H=3.2mm)
※国際電気標準会議 (IEC) が定めた一次電池のため、世界共通です。
日常にちょっとした工夫をすると劇的に効果が上がったり、便利になったりします。
こうした発想が発明を生み、そして、それが特許と言った知的財産へと繋がり、商品化されることもあるのです。
科学も学ぶだけではなく、日常を便利にする知識として活用して、初めて先人たちが築き上げてきた科学の恩恵を受けられ、科学という学問の意義が発揮されるのです。
常日ごろ、「ふ」(不、負)を無くすという「気付きの発想」を持っていると、凄い発明家や科学者になれるの近道と言えましょう!
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