おうちで直ぐにできる科学実験。
やってみれば「ほぉー」っと思える実験です。
ここでは
とお話ししています。
【出題】
隔月で寄稿している以下の記事をご覧にください。
以下は、改めて、出題を大きな画像とともにご案内しています。
【おうちで感動できる実験! ピンポン玉を浮かせるな!」実験のやり方】
【用意するもの】
底を切り落とした炭酸系ペットボトル500ml
ピンポン玉
水差し
【出題】
下の動画のように、底を切り落とした炭酸系ペットボトル500mlにピンポン玉を入れて水を注ぐと、下の画像のようにピンポン玉は浮きます。
が「あること」をするとピンポン玉は浮きません。
さて、ピンポン玉を浮かさないには、どのように水を注げば良いのでしょうか?
【答え】
答えはキャップを外すです。
底を切り落とした炭酸系ペットボトル500mlのキャップを外してピンポン玉を入れて水を注ぐとピンポン玉は浮いてきません。
【やり方】
ペットボトルのキャップを外してからピンポン玉を入れて水を注ぎます。
勢い良く水を入れるとピンポン玉は沈んだまま浮いてきません。
ちなみに、沈んだピンポン玉はペットボトルの飲み口部分を水に浸せば浮き上がってきます。
【沈んだピンポン玉を浮かべる科学的方法】
以下の動画のように、ペットボトルの飲み口を水面に付け沈めていくとピンポン玉の下部も水が入ってきます。
すると、上下とも水で満たされ、圧力差もないため、勢い良く水面にピンポン玉が上がってきます。
【解説】
ペットボトルのキャップを外してから、ピンポン玉を入れ水を注ぐとピンポン玉の下部は空気だけ上部は水がある状態となります。
下部は大気圧で上部は水圧となり、その圧力差によりピンポン玉は浮くことがないのです。
当然ながら、飲み口も水に浸せば、下部の水圧から上向きへの力を得るため、浮き上がります。
水を勢い良く注がないと、ピンポン玉とペットボトルの形状の違いから隙間ができていて、そこから水が流れ出てしまいますので、水を注ぐのにも一定の勢いが必要です。
身近なモノを使って「科学実験ができる」、しかも、その実験が遊びの要素や競技の要素があれば一層楽しく集中して時間を過ごすことができます。
そして、成功したときの感動は科学への興味関心が一気に高まった瞬間でもあります。
身の回りにあるモノで、いろいろと科学実験を行ってみる、行えるようになることは、新しい思考が生まれ、そして、発見発明する思考となり、日常が一層刺激的で好奇心が旺盛となり、やがて日々を一層豊かに過ごせるようになります。
あわよくば、こうした思考から生まれた発明が、特許と言った知的財産へと繋がり、商品化されることもあるのです。
科学も学ぶだけではなく、日常を便利にする、豊かに過ごせる知識として活用して、初めて先人たちが築き上げてきた科学の恩恵を受けられ、科学という学問の意義が発揮されるのです。
常日ごろ、「ふ」(不、負)を無くすという「気付きの発想」を持っていると、凄い発明家や科学者になれるの近道と言えましょう!
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