一芸?科学実験?「ハンドパワーで缶ビールを注ぐ」(動画付き)

缶ビールを使った簡単な科学実験の紹介です。

画像、イラスト、そして動画と3段階で「やり方」を紹介しますので、是非、皆さんも挑戦してください。


下の画像は、未開封の缶ビールを掌(てのひら)で横向きにくっついています。



下の画像は、同様に未開封の缶ビールを掌で下向きにくっついています。




【解説】

これは、吸盤と同じで、大気圧により缶が落ちないのです。

掌と缶底の間を減圧することにより、こういった実験ができます。

その昔、マグデブルグ市長ゲーリケが行ったマグデブルグ半球実験の現代版簡易実験です。

目には見えない空気の押し支える力、つまり大気圧は、1c㎡あたり1kgの圧力です(1atm)。


これくらいに掌へくっつけられると、くっつけたままビールを開けて注ぐことができます。

ちょっとした一芸ですし、こうして注げたら「おーっ」と驚いてもらえるでしょう。




やってみたい方は掌と缶底の間の空気を如何に入れないようにして減圧できるかがポイントです。



まずは、イラストでイメージをお伝えしておきます。


【缶底の部分を透かして見ると・・・】


【掌が、缶底のくぼみに入り込んでいる、つまり真空に近い状態になっています】


手を反らせると一層、強くくっつく感覚が得られます。

これが最大のコツと感覚です。

ただ、結構、できるまで難しいと思います。




次に動画でやり方を紹介します。


動画1


動画2



日常にちょっとした工夫をすると劇的に効果が上がったり、便利になったりします。

こうした発想が発明を生み、そして、それが特許と言った知的財産へと繋がり、商品化されることもあるのです。



科学も学ぶだけではなく、日常を便利にする知識として活用して、初めて先人たちが築き上げてきた科学の恩恵を受けられ、科学という学問の意義が発揮されるのです。


常日ごろ、「ふ」(不、負)を無くすという「気付きの発想」を持っていると、凄い発明家や科学者になれるの近道と言えましょう!



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