最大に見える満月と最小に見える満月~スーパームーンとマイクロムーン~
- 善ちゃん
- 1 日前
- 読了時間: 2分
地球の月を回っている月。
1か月に一度くらいの間隔でまん丸お月さん、満月になるのは良く知られています。
が、その満月の大きさはいつも同じではなく、大きかったり小さかったりするのです。
ここでは
と月の大きさのお話をしています。

【スーパームーンとは】
この定義はしっかりしている訳ではないですが、1年のうちで一番地球と月の距離が近付く満月(新月)のとき(月の近地点通過 ← 月と地球が最接近するタイミング)を呼ぶのが一般的と言えます。
この画像の満月・・・2024年10月17日 午前9時51分で地球からの距離は約35万7,400km(地球と月の平均距離が38万4,400km)

【マイクロムーンとは】
1年のうちで一番地球と月の距離が遠ざかるときの満月(新月)を呼び、ミニマムムーンとも呼ばれています。
この画像の満月・・・2025年4月13日 午前9時51分で地球からの距離は約40万6,000km(地球と月の平均距離が38万4,400km)

あいにく天気が良くなく雲に隠れては一瞬現れる月に結構手古摺りました(汗)
そのため、上の画像は少し雲がかかっていて輪郭もハッキリせず明るさもイマイチです。
「あっ月が見えた」と思い撮影しようと機材を動かして撮影しても追いつかず下の画像のようになってしまうことも多々ありました。

【月の公転】
月の公転軌道が円ではなく、楕円であるため、月と地球との距離は約36万kmから40万kmの間で変化しています。
そのため地球と月が一番近づけば満月が最大に見え、遠ざかれば最小に見えるわけです。
月は約27.3日で地球の周りを公転しています。
【マイクロムーンとスーパームーンを並べてみた画像】
マイクロムーンとスーパームーンを並べて観てみると・・・

明らかに大きさが違います。
マイクロムーンはスーパームーンに比べて視直径(見た目の直径)は11%程度小さく、面積は約24%も小さいです。
そして、気付かない人も多いようですが、明るさもマイクロムーンはスーパームーンに比べ30%程度暗くなっているのです。
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