科学実験「ティッシュペーパーでおもしろ実験」

隔月で発行されている #少年少女発明クラブニュース に連載している記事の問題と解答(実験方法)を紹介します。



答えは「摩擦」を利用します。



反対側の手でしっかりとティッシュボックスを固定して、3本指でつまみながら、グルグルとねじっていくと、ティッシュは途切れなく繋がって、あっという間に10枚を数秒で取り出すことができます。 これは、糸の製造を理解する実験として適していると思います。

もともと、糸は原糸と言われる長さもバラバラで、ものすごい細さで、それを撚(よ)って原糸と原糸がギュッと接してねじれる撚糸(撚糸)というものに仕上げます。 これにより、直ぐに引っ張ってしまうと切れてしまう原糸が引っ張っても切れない丈夫な糸ができるのです。

つまり、撚ることによって、摩擦係数が大きくなり切れにくくなるということです。

当然、糸は撚り方によって摩擦の大小も異なります。 今回もティッシュを回すことによって摩擦を大きくし、次から次へとティッシュが引き上がってくる訳です。 「こより」もこの摩擦を利用して丈夫にしている1つの例です。 「腕によりをかける」「よりを戻す」もこの「撚り」が語源となっています。



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