前回に引き続き、花火の色の実験です。
他の色を出してみました。
YouTube動画ですからこちらから↓
今回は、塩化バリウムで黄色、そして、塩化リチウムで赤が発せられました。
バリウムと言うと、健康診断で聞き覚えのある物質ですし、リチウムと言えば、充電池として知られています。
これら2つの物質も科学の中では金属と分類されています。
ただ、ひとえに金属と言っても、例えば、鉄は金属ですが、砂鉄は金属ではなく酸化鉄です。
とややこしい感じがします。
ナトリウムも金属ですが、酸素と触れると激しく結合しようとする、つまり、ナトリウムが空気に触れた時点で発火するという物質です。
しかしながら、塩素と結合したナトリウムは、塩化ナトリウムと言う金属ではなくなり、あのしょっぱい「塩(しお)」になります。
勿論、食塩を火にふり掛けると、オレンジ色の炎色反応が見られます。
美しい花火、そのほとんどは金属物質が放つ色。
「たまや~!」の代わりに
「銅の色や~!」「リチウムや~!」なんて声を放つのも粋(いき)かもしれません。
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