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「カスミソウ」の雑学

更新日:2020年5月24日

カスミソウと言えば白い小さな花を多数咲かせ、花束の名脇役の印象がありますけれども、もう少し大きく、ピンク色の花を咲かせる主役級のカスミソウもあるのです。


せっかくならば、少し知識を持ってカスミソウを鑑賞してみてはいかがでしょうか?


 

調べれば、カスミソウの原種の数はなんと125種類程度あるそうです。


和名では「カスミソウ」と呼び親しまれています。

カスミソウは霞草と字のごとく、細かく分かれた枝の先に白い小花をつけ、霞がかかったように見えることから名付けられました。

正式な名称(学名)は「ギプソフィラ」(gypsophila)と言い、ナデシコ目ナデシコ科カスミソウ(ギプソフィラ)属です。

ちなみにギプソフィラとは、ギリシャ語で「gypsos(ギプス)」が石膏、「philos(愛する)」から「石膏を愛す」という意味です。

骨折したときに処置で使う石膏をギプスと呼びますね。

ただ、この「gypsos(ギプス)」は石膏でもあり、石灰という意味も持ち、このギプソフィラが石灰石のある岩山等に好んで咲いているところから名付けられました。

「#カスミソウ」と「#石灰」は好相性と言えましょう。



そのカスミソウを大きく分けると2種類で、1年草と「宿根カスミソウ」と言われる多年草でい、後者の方が花屋で売られている一般的なイメージのカスミソウです。


 

【宿根多年草「カスミソウ ピレーネピンク】

この時期に限らず(春でも秋でも)に綺麗に咲きます。

一般的なカスミソウより大きく華麗な花の姿は脇役でなく主役級と言えましょう。


耐寒性が強く、地を這いながら分岐していくので、一度栽培するとドンドンと増殖して華やかな花畑化してくれます。

霜よけや水はけ、風通し等の栽培の基礎的な知識さえあれば、鮮やかな花々を咲かせられる、比較的簡単に育てられる花です。



【花言葉】

  • 感激

  • 切なる願い


以下の加工なしの「カスミソウ ピレーネピンク」をご覧ください。






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