植毛部(毛先)の広がってしまった歯ブラシを復活させる、植毛部を元通りにする方法です。
YouTube動画ですので、こちらから↓
http://youtu.be/_WDA5_DkpmI
【解説】
今回の歯ブラシは、もともと加熱しながら形成されたプラスチック製品です。
歯ブラシの植毛部(毛先)はナイロンでプラスチックの中でも熱可塑性樹脂の仲間です。
※もちろん、天然の毛を使っている歯ブラシもありますが、今回はナイロン製に限ってのお話です。
植毛部が広がった歯ブラシにお湯をかけると柔らかくなり、以下の画像のように一種の形状記憶のようにほぼ元通りになります。
このとき、火傷にはくれぐれも注意してください!
【左:お湯をかける前の歯ブラシ 右:お湯をかけた後の歯ブラシ】
※今回の画像は違いが微妙に見えるかもれしれませんがご容赦ください
しかしながら、残念な話!
所詮、使い込んだ歯ブラシです。当然、弾力性などは新品に比べ、はるかに劣っていますので、形が戻ったからといって何度も何度も使えるものでは到底ありません。
それよりも、ここでワンポイント!
決して捨てずに、毛先を雑で結構ですから、ハサミを使い短く切って、細かな溝などの掃除に使うと便利です。
たとえ、古くなった歯ブラシでも、短く切ると強度が増す(弾力性も大きくなる)ため、そのまま使用するのとは格段に汚れ落としに効果的です。
【雑に植毛を切った歯ブラシ】
「せこい」とか言わず、限られた資源、いろいろな用途を見出して使うのもエコな発想として重要ですよね。
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