「少々」と「一つまみ」があやふやだと味付けで大失敗を起こしてしまいます。 ですので、「少々」と「一つまみ」の量とそのやり方を理解しておきましょう。
さて、「少々」と「一つまみ」ではそれぞれ量が違います。
果たしてどれくらいの量なのでしょう?
少々・・・親指と人差し指この2本の指でつかむ、これが少々で大体小さじの8分の1くらいです。
一つまみ・・・親指、人差し指、中指の3点でつかむ、これが一つまみで大体小さじの4分の1くらいです
つまり、少々と一つまみでは2倍くらいの量が違います。
以下の動画と結果画像で確認してください。
◆動画「少々と一つまみのやり方」
【左:一つまみ 右:少々】
見てのとおり、確かに2倍程度の量の違いがあります。
【大さじ一杯】
ところで、計量スプーンがないときに、大さじ一杯って、どうやって計っていますか?
普通の大きいスプーンだとちょっと多いのです。
大体、大さじ一杯は調味料(醤油瓶のような容器)を一回り回して注げば大さじ一杯分になります。
ですので、小さじ一杯はちょろっと、時計で言うと12時から4時くらいまで回転させる量と言えます。
今は計量スプーンや計量カップ、そして、しっかりとしたデジタル計量機器が手ごろに入手でき、正確に重さを計測することができる有難さを感じつつ、一方で古くから伝わる、こうした計測に対する先人たちの知恵(発想)も素晴らしいと感動すら覚えます。
科学でも「単位」を決めていますが、それは正確に万人に伝え共有できるためです。
こうした「一つまみ」「少々」と言うのも、元来伝わってきた「単位」を作って伝える大事な要素なのです。
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