水でマッチに火がつく!?

ちょっと理科実験室っぽい科学実験を紹介します。

以下のイラストのように丸底フラスコを加熱し、さらにそこから水蒸気を通すパイプに再加熱すると、マッチに火がつきます。



水の沸点は100℃(1atm)でそれ以上は水蒸気になりますが、水蒸気を更に加熱すると100℃以上にどんどん温度は上昇します。


マッチの発火点はおよそ150℃ですから、高温になった水蒸気でマッチは発火点に達し火がつくのです。



私たちが良く使う温度は摂氏ですが、摂氏温度-273℃強を「絶対零度」といい、絶対零度を原点としたものを「絶対温度」といいます。

絶対零度は全ての物質の運動が止まるとされています。

しかしながら、冷たくなる側には最低温度があるのに対し、不思議なことですが、暖めていく方は温度の上限がありません。

ですので、水蒸気ももっともっと加熱すれば、どんどんと温度が上がっていきますので、マッチなんてものだけではなく、もっと燃えにくい物質だって燃やすことも可能なのです。


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