動画｢割れる? 割れない? 水風船の実験 落下編｣と題して、前回の応用(上級)編の1つをご覧ください。
YouTubeですのでこちらから↓
ご覧のとおり、単に水の入った風船を落下させるだけの実験ですが、水風船は意外？と割れません。
では、どれくらいの高さから落下すれば割れるのでしょうか？
それとも、絶対に割れないのでしょうか？
風船の割れる条件を少し考察してみます。
風船は天然ゴムと硫黄と着色料を主な原料として作られています。
硫黄はゴム分子とゴム分子を繋げる役割を果たしていますので、このつないでいる硫黄が切れるか、ゴム分子自体の構造が壊れるか、それが風船の割れる条件です。
中に水が入っていますから、その水が床に衝突したときの衝撃でいっきに風船の一部分を押し広げます。
その押し広げる力＞ゴムの力
になった場合、風船が破裂します。
床が綺麗であればある程、意外や意外、かなり高いところから落下させても、実は割れません。
単純な実験ですが、やってみると案外盛り上がりますので、皆さんも挑戦してみてください。