ネモフィラが綺麗に見られるシーズンです。
せっかく観賞するなら、知識を持っていた方がもっと楽しめるでしょう!
ネモフィラは「ムラサキ(ハゼリソウ)科ネモフィラ(ルリカラクサ)属」に分類されています。
日本では「瑠璃唐草(るりからくさ)」と呼ばれ、瑠璃(注1)のように紫みを帯びた濃い青い色の美しい花で、葉の形が唐草模様に似ています。
日本では青い花が有名ですが、実はほかにも黒や白の花もあるそうです(いつか見てみたいです)。
【名前の由来】 このネモフィラと言う名前は「Baby Blue eyes」(赤ちゃんの青い目)とも呼ばれていて、ギリシャ神話で「小さな森を愛する」を意味する言葉が由来となっています。
【ギリシャ神話】
ネモフィラと言う女性に恋をし、「結婚できるなら婚礼の夜に命を捧げても構わない」と神に願い続けた男性がいました。
その願いが叶い結婚し、神との約束通りに結婚式の夜に男性は命を捧げてしまいました。
妻となったネモフィラは再び夫に会いたいと強い思いを持って冥界を訪れますが、冥界の門は閉ざされ、決して会う思いは叶いませんでした。
冥界の門の前で、その悲しみに打ちひしがれている姿を哀れに思った冥界の神ハデスがネモフィラを可憐な一輪の花にしました。
【花言葉】
どこでも成功
あなたを許す
可憐
愛国心
上述のギリシャ神話に登場するネモフィラの優しさや愛情から生まれた花言葉です。
人生のいろいろな場面で感じさせる花、使える花、それがネモフィラと言えましょう。
そして、いよいよ、素人の撮影ですが、このネモフィラの画像を知識を持ってご覧ください。
(注1)瑠璃・・・仏教で七宝のひとつとして珍重された濃青色の宝石
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