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光のはなし その4…虹

虹は自然現象の中で、比較的簡単に見ることができ、美しいモノの1つです。




虹を見るチャンスは、雨上がり、もしくは未だ雨が止んでいないのに日が射してきた時です。 見る方向がポイント! 太陽のある方向と逆の方向です。

一層、虹を美しく見るポイント! 朝や夕方の太陽高度が低い時です。

太陽高度の高い日中は低く小さくしか見えないのです。


「光のはなし その3」で記事にしましたが、太陽光は白色光といい、様々な色が混ざり合っています。

この光が雨粒の表面で屈折し、入射して1回のみ雨粒の境界面を反射して空気中に出る際に、もう1回屈折します。

これによりプリズムと同様にそれぞれの色の屈折する角度が異なりますから、7色の虹が見えるという訳です。


紫は波長が短く、対極の赤は波長が長いため、必ず虹の上部は赤、下部は紫です。


ちなみに飛行機から虹を上から見ると、円形になっていて、非常に感動するそうです。




現代社会のなか、普段は気にしないでしょうが、空から降り注ぐ恵みの太陽、そして、時に虹のような美しい現象を与えてくれる太陽を意識し、その光に包まれた生活に幸せを感じてほしいです。


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