オジギソウをご存知でしょうか?
触れたりと刺激を与えると葉が閉じお辞儀をするような動きをします。
愛嬌があり、まるで心があるかのようで、可愛らしいですよね(^^)
【オジギソウ】
YouTube動画ですのでこちらから↓
【お辞儀をする理由】
お辞儀をする最大の理由は、葉に刺激が与えられると、水が細胞から細胞へ運ばれる動きにあります。
茎と葉のジョイント部分を葉沈(ようちん)と言います。
葉沈から先の方へ細かな葉が並んでいて、その葉を小葉(しょうよう)と言います。
葉に刺激を与えると、葉沈部分の水は下から上の細胞へと水が運ばれるため、上の細胞が水が運ばれてきた分、膨らみ、下は水を運んでしまった分、縮み、葉が垂れ下がるのです。
また、小葉では刺激が与えられると、水は下へと運ばれるため、上の細胞が縮み、下は膨らみますので、葉が閉じてしまうのです。
全く別の話ですが、温かいお好み焼きにかつお節をかけると、ゆらゆらと揺らぎます。
これもかつお節の下部が水を含み、その含んだ分だけ膨張し、反対側の上部は水分を含まないため膨らまず、そのために揺らぐのです。
少しオジギソウのお辞儀と似ているお話なので関連付けとしてお話を加えてみました。
善ちゃんは、こうした植物に関する実験やワークショップも行っています。
常々、一生に一度はサイエンスショーをご覧になってほしいと願っています。
せっかくなら、一風変わった個性的でありつつ、本格的な実験で驚く「善ちゃんのサイエンスショー」をご覧になってもらえればと思っています。
どうぞ、お気軽にお問い合わせください。
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