top of page

「たくさんの1円玉を水に浮かせられる?(チョー感動する実験の動画付き)」


1円玉を水に浮かべる(載せる)ことができるのは多くの人が知っています。

が、簡単に何枚も浮かべる方法は意外と知られていませんが、たった一手間を加えるだけで容易く何枚でも浮かべることができるのです。



【クイズ】

隔月で寄稿している以下の記事をご覧になって考えてみてください。


【答え】

答えは「ティッシュペーパー」です。


実際に実験してみましょう。




【実験方法】

1.水の入った容器にティッシュを綺麗に浮かべます。


2.ティッシュの上に1円玉を重ならないように置いていくと、慎重にならずともササっと早く、しかも簡単に載せられるのです。


3.鉛筆等の棒でティッシュを沈め、1円玉に触れないよう底を這わすように取り除くと1円玉だけを水に浮かすことができるのです。





【解説】

1円玉はアルミニウムで作られ、アルミニウムの比重は2.71で水より大きく、本来は水に沈む物質です。

ただ1円玉を水平にそっと水面に置けば水の表面張力により浮かすことができるのですが、何枚も何枚もとなると、難易度は格段に上がります。

そこでティッシュを敷き1円玉を載せ、ティッシュを取り除くと言う方法で行うと、10枚にとどまらず何枚でも簡単にたくさん載せられ、あとは表面張力により1円玉を水に浮かせることができるのです。



 

いよいよ快感を味わえる実験の紹介です。

「チョー感動する実験…触れずに1円玉を次々と沈める実験」



10枚の1円玉だとあっという間で物足りない気もしますが、もっともっと多く浮かべると、それはもう快感を得られる科学実験です!


 

日常にちょっとした工夫をすると劇的に効果が上がったり、楽しい遊びになったりします。


こうした発想が発明を生み、そして、それが特許と言った知的財産へと繋がり、商品化されることもあるのです。


科学も学ぶだけではなく、日常を便利にする知識として活用して、初めて先人たちが築き上げてきた科学の恩恵を受けられ、科学という学問の意義が発揮されるのです。



常日ごろ、「ふ」(不、負)を無くすという「気付きの発想」を持っていると、凄い発明家や科学者になれるの近道と言えましょう!



bottom of page