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科学実験「水に浮かべた1円玉を操るスゴ技(動画付き)」

お家でできる科学実験ですので、是非、動画もご覧になって科学を楽しんでください。


 

【クイズ】

隔月で寄稿している以下の記事をご覧になって考えてみてください。



 

【答え(実験方法)】

  1. 「あるもの」は磁石です。※直径1cm程度のフェライト磁石で十分です。

  2. 1円玉へ磁石を近づけてから磁石を素早く動かすと磁石の方へ1円玉が動きます。


動画はこちら👇



 

【理由】

1円玉はアルミニウムでできています。磁石をアルミニウムに近づけると渦電流が発生します。これにより磁石を1円玉に素早く近づけると反発力が、遠ざけると吸引力が生まれるのです。

水の反磁性体で解説する情報もあるようですが、水に浮かべていない1円玉も磁石で同様に動かすことができるため、今回の実験において水は関係ないと考えられます。



 

日常にちょっとした工夫をすると劇的に効果が上がったり、便利になったりします。


こうした発想が発明を生み、そして、それが特許と言った知的財産へと繋がり、商品化されることもあるのです。



科学も学ぶだけではなく、日常を便利にする知識として活用して、初めて先人たちが築き上げてきた科学の恩恵を受けられ、科学という学問の意義が発揮されるのです。



常日ごろ、「ふ」(不、負)を無くすという「気付きの発想」を持っていると、凄い発明家や科学者になれるの近道と言えましょう!




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