軽いピンポン玉。
水にも良く浮きます。
が、ちょっとした工夫でピンポン玉を底まで沈めることができるのです!
もちろん、手で触ることなく。
【クイズ】
隔月で寄稿している以下の記事をご覧になって考えてみてください。
【答え(やり方)】
動画のとおり、それは、ピンポン玉にコップを被せ、そのまま底へ押していくだけです。
【理由】
「空気(気圧)を利用する」と言う発想が生まれれば、答えは簡単に導き出されるクイズでした。
このコップの中にはピンポン玉のほかに、もう1つ「空気」が入っています。
下へ押していくなかでも、コップ内の空気の圧力(気圧)により水は侵入できません。
そして、当然ながら、一番重いのは水、次がピンポン玉、一番軽いのは空気と言う関係も変わりません。
よって、ピンポン玉は底まで沈ませることができるのです。
特にピンポン玉ではダメだと言うこともありません。
なにか水に浮くものがあれば代用できますので、是非、この実験を体感して「凄さ」を感じてみてください。
日常にちょっとした工夫をすると劇的に効果が上がったり、便利になったりします。
こうした発想が発明を生み、そして、それが特許と言った知的財産へと繋がり、商品化されることもあるのです。
科学も学ぶだけではなく、日常を便利にする知識として活用して、初めて先人たちが築き上げてきた科学の恩恵を受けられ、科学という学問の意義が発揮されるのです。
常日ごろ、「ふ」(不、負)を無くすという「気付きの発想」を持っていると、凄い発明家や科学者になれるの近道と言えましょう!
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